操体法(ちょっと風変わりな整体)

整体の一種です。(少し変わっています。だいぶかな)

気持ち良さで良くなるという哲学のもと出来ています。(仙台の医師 故橋本敬三先生が提唱)

大きな特徴は、患者さん本人が、自分で動くことを求められます。普通の整体なら寝てれば勝手に施術してくれますが、操体法はそうはいきません。患者さんご自身で、快(気持ち良さ)不快を感じ取りながら、不快から快になるように自分で動く必要があります。

実際に自分で動いてみて快か不快かを確認する(動診)が大きな特徴でしょう。

施術を受けながら、ご自分でも徐々にセルフケアで、『ひとり操体法」ができるよう御指導します。

太極拳 (力を抜いて気持ち良く)

 太極拳は、より積極的に健康を自ら求めるのに役立つと思います。本格的な伝統太極拳を学ぶことは奥深く興味が尽きません。太極拳だけでなく、操体法や経絡ストレッチなどセルフケアで、からだの調整をしながら、主に伝統呉式太極拳の初歩的な套路(型)と推手(対人練習)と站椿功(気功法)を一緒に稽古しましょう。日常的な動きとは異質なので、変な癖があればあるほど、自然体に近づく際に、からだに負担がかかることになります。操体法や経絡ストレッチなどのセルフケアでからだを整えることを学びながら、無理なく太極拳の練習ができればと思います。

 一般的にカルチャーセンターなどで行われている制定拳の簡化24式太極拳とは違い、その元となった伝統拳には養生や武術の側面が残されています。制定拳は、一定の規準の形に、合っていることが求められますが、一方伝統拳は、形も大事ですが中身が見られているように思われます。中国の広いエリアで南と北では、同じ呉式太極拳でも套路に違いがありますし、同じエリアでも先生の系統によって技の解釈の仕方が変われば、套路も少しずつ違ってきます。伝統拳ではカタチが正しいか?という議論が成立しにくく、その套路に中身があるか?という点が大事になると思います。見る目が育っていないと、伝統拳のどの套路がいいのか判別できないことになります。そういう点で、形の規準を設けて制定拳をつくる必要はあったのでしょう。一般に普及する為には、何が正しいのか、何を目指しているのか統一された基準づくりが必要です。私は伝統太極拳で、自分の身体と対話しながら瞑想状態でユックリと動き、意念や技の意味を重視した中身の濃い太極拳を目指したいものです。

 呉式太極拳の大きな特徴には、足の平行立ちがあります。特に男性は、足がガニ股の逆ハの字になりやすいです。膝が前に向いていいるのにも関わらず、足先が外側(ガニ股)や内側(内股)に向いていれば捻れることになり、膝関節などに負担がかかることになります。その他にも股関節や足首などにも不調が出てくる場合もあるでしょう。

 足を平行立ちにして套路練習を繰り返すことで、徐々にガニ股や内股が自然と矯正されていきます。日常でも足が平行になり、歩き方がキレイになります。私自身、呉式を稽古し始め、この歳になっても、歩き方がキレイに?なったことを実感しています。(若い頃から私は、どうしても外重心で靴も外側後がすり減っていました。)

当方は中国丹東呉式太極拳日本研究総部に所属しています。

 

メニュー&料金(操体法・太極拳のレッスン)

90分 個人レッスン3000円
ペア割引 お二人ペアでのご参加5000円(お二人合計)